お正月に行ったお花と書とお琴のライブパフォーマンスの後、そのままコピス吉祥寺の玄関に飾られている作品。 (展示は17日まで。)
畠山さんのアレンジしたカラフルな枝を何だろう?と興味深く見る方も多くいらっしゃいましたが これはミツマタの木を京友禅で染めた枝。
三椏または三又(みつまた)の木の皮はお札や和紙の原料となっており、昔から私たちの日常に関わりの深い木ではありますがこんな風に枝が利用されているのを見たときには嬉しい驚きでありました。
今回は ライブだけでなく1月31日までコピス5階で畠山さんとの作品を展示するにあたってもこの枝が大活躍してくれています。
生花を展示するわけにもいかないがかといってプリザーブドも合わないような気がしていたのですが カラフルでも品よく京友禅で染められた枝が想像以上に全体を引き立ててくれました。
フラワーアーティスト・畠山秀樹さんとの出会いからお花との関わりが多くなってきましたが お花と書というのは以前から最も響きあう相性の一つと思っており 自分の最初の個展もお花と融合させた展示でした。
お花と書の間を今回はこの京友禅のミツマタが上手くつないでくれたような気がしました。
畠山さんとの作品展示は1月31日までです。 (場所は吉祥寺コピス5階 アートギャラリー) 二人のコラボ作品だけでなく 畠山さんがプロデュースする「Kabin」やオリジナルの作品を展示
私は篆刻作品を中心にしています。 最初は書や絵を中心に考えておりましたが 篆刻、という言葉さえ知らない方も多いこの頃ですので思い切って書ではなく今回は篆刻中心の作品を展示にいたしました。
機会があればぜひご覧くださいませ。