GALLERY KAIの扉を開けると正面に奇子とブルーメン芳子のバナーがお客様を出迎え
原画と見間違うばかりの複製原画を1階に、階段を上がると奇子とモノクロの複製原画、そして一番奥には初公開を含む原画3点が並ぶ展示構成。
複製原画は展示期間中のみ注文可能、という価値の高いものばかり。
またお客様にはこの企画展に合わせた手塚治虫美女画展オリジナルデザインのeBOOK図書券540円分と日替わりの美女画しおりがもらえるという特典付の嬉しい企画。
スタートから長蛇の列ではじまった美女画展。
初日には入場制限の場面もありましたが平日は比較的ゆったりと展示をご覧いただけました。
日々、手塚ファンのお客様のみならず活躍中の漫画家先生たちをはじめ多方面にわたるゲストの皆様にもお越しいただきました。
トキワ荘の漫画家の2世たちが偶然同じ時間帯に集まったり、漫画ファンだったらたまらないであろうシーンもいろいろ・・・・・
展示後半に向かうにつれ、お客様もゲストの数もますます多くなってきました。
中には手塚さんの小学生の同級生で偶然私もお世話になっているK様が奥様と二人、素敵な野点セットを持参しプチ茶会を開いてくださり 寒い中、気持ちがほっこりする場面もございました。
いよいよラストスパートとなった週末は初日同様に朝から多くの方がGALLERY KAIにいらしてくださいました。
寒さの中、頑張る会場スタッフ、そして入場制限していてもじっと順番を待ってくださるお客様たち・・・・
展示作品のみならず浦沢先生をはじめ訪れた人気漫画家先生たちのメッセージとイラストが沢山のスケッチブックに人だかりが出来てしまい大混雑。
スタッフの機転でスケッチブックを中庭や駐車場に移す場面も・・・
そして11月9日、夕方5時に「手塚治虫の美女画展」は展示終了となりました。
(5時を過ぎてもいらしていただいている方もいたことが心苦しい限りでした。お断りしなくてはならなかった方々には今も申し訳ない気持ちです・・・)
搬出作業の後はプロデューサーの手塚るみ子さんを中心に一週間素晴らしいチームワークで展示期間を過ごした運営スタッフの方たちと乾杯と打ち上げ。
GALLERY KAIでこんなに素晴らしい展示をさせていただけるとは夢にも思っていませんでした。
手塚治虫先生の作品の凄さ、力を感じずにはいられない貴重な一週間でした。
手塚るみ子さんとの出会いに感謝しつつ、展示を支えていただいた運営スタッフ、多方面にわたる素敵なゲストの方々、吉祥寺の小さなギャラリーを遠方や海外から訪ねてくださったお客様、展示をご覧いただいたすべての方たちに心よりありがとう、の気持ちでいっぱいです。 本当にどうもありがとうございました。