
今日から3月。
2月は2つの展示があったこともあり短く感じた一ヶ月でした。

二つ目の展示の記録をブログに残すのがおそくなってしまいました が 私の篆刻の師である吉永隆山が主宰する書研印社の社中展でした。
2年に一度のペースで続けている社中展ですが 今回はこれまでの社中展で一番集客があったように思います。


吉永先生による12センチの大型印の実物作品も展示され 陶芸家でもある社中の柳沼宏幸氏の協力で陶印を展示でき好評でした。
「篆刻」という言葉も知らない人が多い分野でありますが 簡単にいえば石に彫ったはんこです。

書の一分野として真剣に取り組んでいる人も多いのですが これまで篆刻を知らなかった人に知っていただける機会になれば、 という気持ちでしたが 実際に3日間の展示で「はじめて篆刻作品を見た」という声も多く またその奥深い芸術性に興味を持ってくださる方も多くいらっしゃいましたのでとても嬉しかったです。
地味であっても知っていただきたいという分野の展示はGALLERY KAIとしても続けていき たい、と思いました。

沢山の方に篆刻の魅力をこれからも知っていただけるよう、また2年後にさらによい作品を発表できるよう仲間と一緒に篆刻を 続けていくつもりです。