歴史と文化が凝縮された本間美術館での展示。
今回特別に普段は公開していない茶室「六明蘆」を期間中、公開し作品も飾らせていただけることとなりました。
フラワーアーティスト畠山秀樹さんによるオブジェとバラの花。
お茶室にバラというのはかなり斬新な試み。 合わせる書は漢字作品でなくかな作品にしました。
この場所に選んだ軸は万葉集から月を詠んだ歌を選び月の形になるように書いた作品です。瓢型の落款は自作、古い帯地を軸に仕立てたもの。
このような場所に飾らせていただけて光栄でした。
2日目の午後はこの場所で花と書のインスタレーション作品を仕上げていきました。 紙袋を使い書と花を人から人へ運び、つなげます。
「動く書・動く花」
紙袋にしたためたアートは丸い円。 縁をつなぐ意味をこめて
一つひとつが違う紙袋。
その中にはお花がはいっています。
紙袋それは世界共通。それ故に近い距離を旅します。
人々がこの紙袋を運ぶことで一つの形になります。
運ぶ、微笑む、飾る。それが繋がるアートです。
自分にそして大切な方へと繋げてください。
この作品は場所や時をかえて様々な場所でやっていきたいインスタレーションです。
今回は思いがけず普段非公開の茶室「六明蘆」でこのような機会をいただき 皆さまに紙袋を手渡すことができました。
本間美術館の館長さまはじめスタッフの皆さま、畠山さん、市川さん、畠山さんの生徒さん、お会いできた山形の方たちの温かさに触れることのできた展示となりました。
心より今回のご縁に感謝しております。 どうもありがとうございました。 また山形行きたいです! (次回は呼ばれなくても行きます!!)