11月11日から15日までの5日間 Nefer Galleryさんのおかげで心温まる展示をすることができました。
昨年に続き大好きなAKHMIMの刺繍絵に加え今年はHARRIANIAのタペストリー、Fayoumの陶器も一緒です。
エジプトの3つの村から、この秋10年目を迎えたNefer Galleryの金田さんが自ら現地でセレクトした一点ものの作品がGALLERY KAIに並ぶ日を企画の段階からとても楽しみにしていました。
今回はじめての試みとしてヤシの木も搬入されいつもと違う空間に様変わり。
ヤシの木を調達してくださったのは英国大使館で25年間、住み込みの専属庭師として広大な庭を守り続けてきたガーデナーの濱野義弘さん。
さらに鎌倉の素敵なお店 「FLORAL」のオーナーさんも駆けつけてくださり一緒に搬入をお手伝いしてくださいました。(どうもありがとうございました!!) 搬入日からいつもよりスペシャルなスタートとなりました。
1階に刺繍絵と陶器、 2階にはHARRANIAのタペストリー、一番手の職人Nagiの大作を中心に小さな習作までなかなか目にすることのないエジプトのタペストリーの魅力をお伝えできるように構成しました。
おかげ様で 初日と二日目で Fayoumの愛らしい陶器はほとんどが売れてしまうという人気ぶり。
そして私と同じくAKHMIMの刺繍絵が大好き!という方たちが雨の日にも沢山会場に足を運んでくださり エジプトのタペストリーを初めて見る方たちがNagiの大作にじっと見入ってくださいました。
また今回はまたサプライズ?としてかわいらしいエジプトの器の中にクッキーもお目見え。
かわいらしいクッキーは鎌倉のpatisserie Rの手作りクッキー。おいしい粉、良質なバター、新鮮な卵、最高級のお酒やフルーツ… 厳選された材料をふんだんに使い、 また保存料は一切加えずに、安全&ヘルシーかつおいしいお菓子。
鎌倉のアトリエから届いた心のこもったクッキーはFAYOUMの陶器ともよく合い好評でした。
ご縁あってこれまでも一緒に展示をさせていただいているNefer Gallery。 代表の金田理恵さんは現地の情勢が不安定なときでも毎年現地に赴きエジプトや中東の質の高い作品を日本に紹介してきました。
また利益の一部を毎年エジプトの子供たちや難民の子供たちを支援する施設に直接寄付を届け活動を続けています。
10年前に一人で始めた金田さんの想いがNefer Galleryを通じ エジプトの手仕事が人々に知られ愛されていることを知って嬉しい展覧会となりました。
今後も引き続き Nefer Gallery との展示は企画していきたいと思っております。 期間中 お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。 来年もNefer Galleryさんとの企画にご期待くださいませ。