「 1981年生れの3人のクリエーターの仕事術 」


2014年9月14日

写真 (19)

金曜日夜はOZONEでの「1981年生まれの3人のクリエーターの仕事術」

トークイベントに出かけました。

去年12月にGALLERY KAIで「Elements of Japan and Denmark」

をさせていただいたデザイナー河東梨香さんが3名のうちの一人として語るイベントです。

現在国内外で活躍が注目されているの若きクリエーター3名、小林幹也(デザイナー)、上出惠悟(アーティスト/上出長右衛門窯6代目)、河東梨香(テキスタイルデザイナー/tona)がそれぞれの仕事や背景を自然体で語ってくれました。

厳しいデザインの世界にいるにも関わらず3名とも自然体で自分のスタイルをすでにもっているのがすごいな、と思いました。

印象に残った話はいろいろありますが 共感したのは上出さんが語った

「6000円の器が高い、と言われる。 もっと高いスニーカーとか履いているのに・・・」と 手間をかけ技術を積んだ職人やアーティストの生み出すものへの金額的な価値観の矛盾・・・のようなことをさり気なく語っていましたが すごく共感!

チェーンの居酒屋で チェーンの安売り服やで普段平気で5000円支払う人々でもずっと長く使える作家の器だったり アート作品には5000円をずっと迷っているし高い、という感覚を持つ・・・・

デフレや大量生産で感覚がマヒしてしまったのか・・・・??

グローバルに活躍する若き彼ら3名には 是非そういった価値観も変えていくようなデザインや仕事を続けていってほしい、と感じました。

 

トークイベントの後の交流会では 去年ギャラリーでお会いした方たちの再会もあったり新しい人との出会いもあったりとよい時間を過ごせました。

去年の展示後も さまざまなデザインの分野でさらに活躍している梨香さんとも久しぶりに会えて嬉しかった。

いつかまた一緒に何かできたら・・・・と思っています。